山東長島「ブルーフード倉庫」海洋経済開発区の設立が承認

人民網日本語版 2023年12月20日13:46

山東省政府新聞弁公室は18日に行われた記者会見で、同省政府は17日に山東長島「ブルーフード倉庫」海洋経済開発区の設立を正式に承認した。その面積は南・北隍城島東部海域を含む170平方kmだと明らかにした。これは中国初の海上経済開発区が正式に承認されたことを示している。

同省党委員会海洋委員会弁公室副主任を務める省海洋局の王仁堂副局長は、「山東省は海により成り立ち、海によって栄える。海洋経済の規模は中国2位をキープしており、国レベル海洋牧場は中国全土の40%近くを占めている。海は山東省の発展の原動力、優位性、ポテンシャルだ。長島は山東省で唯一の海洋エコ文明総合試験区として、自然条件が優れており、海洋資源が豊富で、産業の基礎が良好だ。海洋経済開発区の建設は各種有力資源を全面的に統合し、第一次、第二次、第三次産業の融合発展を推進し、コアコンピタンスを持つ現代化海洋新経済の構築を牽引できる」と述べた。

煙台市の梁勇副市長は、「海洋経済開発区は全国全省深海・遠洋養殖のモデルパーク、チェーンが揃った産業パーク、グリーン・低炭素で環境に優しい生態パーク、デジタルスマート牽引のモデルパーク、協同連動発展の開放パークという5大方向に重点的に狙いを定めて構築し、深海・遠洋養殖技術と施設・設備の開発に力を入れる。2035年までに深海・遠洋養殖用ケージを50に、養殖水域を300万立方メートル以上にする。同時に新型デジタルインフラを体系的に配置し、海洋生態保護、災害早期警戒、海洋牧場の正確なデジタル化管理を実現する」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年12月20日

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