外交部「強大な活力を示すグリーンシルクロード建設」

人民網日本語版 2023年12月21日15:34
外交部「強大な活力を示すグリーンシルクロード建設」

外交部(外務省)の汪文斌報道官は20日の定例記者会見で、グリーンシルクロードの共同建設及び中国による「一帯一路」(the Belt and Road)の共同建設を通じたグリーン発展への貢献について説明した。

汪報道官は「グリーンシルクロードの建設は『一帯一路』共同建設の質の高い発展の重要な一環であり、グリーン・低炭素発展という世界的潮流に沿ったものであり、共同建設国による環境保護の促進、気候変動対策、持続可能な開発のための2030アジェンダ実行のためにノウハウと道筋を提供し、強大な活力を示している」と指摘。

「この10年、中国は海外プロジェクトにおける環境管理の強化、『一帯一路』共同建設によるグリーン発展の推進、グリーンエネルギーに関する国際協力の促進、海外での石炭火力発電プロジェクトの新規建設中止などに関する政策文書を相次いで発表し、グリーンシルクロードの建設における重点的任務を明確にした。また、共同建設国と共に『一帯一路』グリーン発展パートナーシップ・イニシアティブや『一帯一路』グリーン投資原則を打ち出し、グリーン発展に関する『一帯一路』国際連携を立ち上げ、グリーン交流・協力のための広範な協力の場を作り、国際的コンセンサスをたゆまず形成してきた。先月の時点で、中国はすでに39の共同建設国と48件の気候変動に関する南南協力文書に調印し、エチオピア、パキスタン、サモア、チリ、エジプトなど30余りの共同建設国と70件余りの気候変動緩和・適応プロジェクトを実施し、いくつかの低炭素モデル地区を建設している。中国はさらに『グリーンシルクロード使者計画』などを通じて、100余りの発展途上国のために環境・気候問題の専門人材を1万人以上育成した。国際定期貨物列車『中欧班列』、モンバサ-ナイロビ鉄道、中国ラオス鉄道、インドネシア青山工業団地(IMIP)、ラオス・ビエンチャンのサイセター低炭素モデル地区などの象徴的プロジェクトは、グリーン理念やグリーン・テクノロジーを広範に取り入れ、省エネ・環境保護・二酸化炭素排出削減を効果的に後押しし、関係国の人々から広く称賛されている」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年12月21日

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