「重慶科学技術イノベーション指数報告書2023」が発表

重慶市科学技術局が指導し、重慶生産力促進センター、重慶工商大学、重慶市科学技術情報学会が研究・作成・出版する「重慶科学技術イノベーション指数報告書2023」が20日、発表された。重慶市の2022年の総合科学技術イノベーション指数は前年比3.38ポイント上昇の70.70％だった。27区・県の科学技術イノベーション指数が上昇し、17区・県の順位が上昇した。科技日報が伝えた。

「重慶科学技術イノベーション指数報告書2023」の重慶全域総合科学技術イノベーション指数ランキングによれば、38の行政区・県の科学技術イノベーションの発展水準は3つに分けられる。第1集団はいずれも中心都市エリアで、しかも中心市街地が8割を占めた。データによると、中心都市エリアの優位的な地位がさらに顕在化し、重慶の東北部と南東部にある小都市群のイノベーション指数も安定的に上昇した。

注目すべきは、重慶の3大テクノロジーイノベーション中核受入エリアとしての西部（重慶）サイエンスシティ、両江協同イノベーションエリア、広陽湾智創エコシティが位置する区の存在感が高まっていることだ。イノベーション力が持続的に強化され、イノベーションの成果が際立っている。

データによると、22年の3大テクノロジーイノベーション中核受入エリアのフルタイム当量の研究開発者数が全市の51.70％を、研究開発費内部投資が全市の49.40％を、高価値有効発明特許保有数が全市の73.10％を、技術市場取引額が全市の89.89％を、地域内総生産が全市の31.18％を、デジタル経済中核産業付加価値額が全市の51.33％を、ハイテク企業数が全市の53.34％を、テクノロジー企業インキュベータがインキュベートした企業の累計卒業数が全市の50.31％を、ハイテク技術製品の輸出額が全市の50.05％をそれぞれ占めた。（編集YF）

「人民網日本語版」2023年12月21日