地震被災地の現地調査に活躍するドローン 甘粛省

人民網日本語版 2023年12月22日14:23
地震被災地の現地調査に活躍するドローン 甘粛省
被災地のマッピング作業を迅速に行うため、多翼ドローン「evil max4T」を飛行させる、道通智能救援チームの隊員(写真提供・道通智能救援チーム)。

甘粛省臨夏回族自治州積石山県の地震被災地では12月20日、被災者の避難生活が現在も続いている。同県大河家鎮では、ドローンメーカーである道通智能(Autel Robotics)救援チームが、VTOL型固定翼ドローン(ヘリコプターのように垂直離着陸ができ、かつ固定翼機のような高速巡航も可能なドローン)「ドラゴンフィッシュ」や多翼ドローン「evil max4T」などの機材を駆使して、被災地で広範囲かつ高精度な調査を実施している。そしてドローンに搭載された光電子ペイロードズーム機能によって被災地の破損家屋の構造をしっかり分析している。また、被災地全体の被災状況について、リアルタイム2.5D高速合成マップの作成も行っている。さらに、航空写真を撮影して3次元復元モデルを作成し、指揮センターが全面的に被災地の状況を把握するための支援を行っている。中国新聞網が伝えた。(編集KM)

「人民網日本語版」2023年12月22日

注目フォトニュース

関連記事