中国、北斗測位衛星2基を打ち上げ

人民網日本語版 2023年12月27日10:40

中国は西昌衛星発射センターで26日午前11時26分に、キャリアロケット「長征3号B」と遠征1号・上段ロケットを使い、57・58基目となる北斗測位衛星の打ち上げに成功した。同2基の衛星は中円地球軌道衛星(MEO衛星)に属し、中国の北斗3号世界衛星測位システムが完成・稼働開始後に打ち上げられた初のMEO衛星で、軌道に入り軌道上の試験を完了した後には北斗衛星測位システムに接続される。光明日報が伝えた。

同2基の衛星はこれまでのMEOネットワーク構築衛星と比べると、世界ショートメッセージ通信容量、衛星搭載原子時計技術、ペイロードスマート化などの面で機能・性能がさらにアップグレードされている。ネットワークに接続し稼働開始した後、北斗システムの信頼性とサービス性能がさらにアップする。これはシステムの安定運営のサポートと大規模応用に対して重要な意義を持ち、次世代北斗衛星を設計するための基礎を固めるになる。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年12月27日

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