キーワードで振り返る中国首脳外交2023 数多くのハイライト
2023年、中国の首脳外交には数多くのハイライトがあり、全世界の視線を惹きつけ続けた。この1年間、二国間会談や多国間会合、ホームグラウンド外交や国際会議、一連の重要な外交活動を立て続けに行い、中国国内でも国外でも外交活動を展開した。2023年の中国の首脳外交を振り返るため、ビッグデータを活用して、習近平国家主席が2023年の外交活動時に行った発言におけるキーワードを選出した。中央テレビ網が伝えた。
■「協力」「発展」--協力・ウィンウィンの事業
2023年8月、BRICSという舞台で、世界で最も活力ある新興エコノミーが発展途上国の最も多い大陸に集まり、会合を開いた。「今日、BRICSが50数ヶ国と共に南アフリカに集まったのは、どの陣営につくかを決めさせるためでも、陣営対立を行うためでもなく、平和的発展の大きな枠組みを作るためだ」。習主席の発言は気迫に満ちたものだった。
■「安全」「平和」--「和を以て貴しと為す」の追求
中国式現代化は平和的発展という正しい道を歩むという厳かな表明にしても、サウジアラビアとイランの国交正常化への仲介の成功にしても、パレスチナのための正義の主張にしても、アフリカが世界の政治・経済・文明の発展の重要な一極となることへの揺るぎない支持にしても、習主席は発言を実践して、平和の光が世界を照らすよう常に尽力してきた。
■「共通利益」「試練」--「小異を残して大同につく」知恵
EU首脳との会談で、習主席は「制度が異なるからといって相手をライバル視することがあってはならず、競争が生じたからといって協力を減らすことがあってはならず、溝が存在するからといって対立することがあってはならない」として、「異」と「同」の弁証法に言及した。中越関係では、「海洋問題をうまく処理できなければ、中越関係が損なわれ、停滞することになる」として、海洋問題を一貫して弁証法的に見ており、海洋問題のもたらす試練を中越の協力深化のチャンスへと変えることを主張してきた。
■「グローバル文明イニシアティブ」「一帯一路」--良きものを分かち合い、より良きものを作り上げる度量
2023年3月、習主席はグローバル文明イニシアティブを初めて打ち出した。これは、人類の正しい方向への前進を後押しし、より素晴らしい世界を構築するための中国の新たな構想だ。「私が『一帯一路』(the Belt and Road)共同建設イニシアティブを打ち出してから、今年で10年になる」。2023年、習主席は重要な国際会合で、「一帯一路」イニシアティブについて改めて詳しく説明した。その内包と外延は不断に拡充されている。新たな歴史的出発点に立ち、より長期的な未来に着眼して、習主席は「一帯一路」の質の高い共同建設を支えるための中国の8つの行動を発表し、「一帯一路」のために新たな方向性を明確にし、新たなビジョンを示し、新たな原動力を注ぎ込んだ。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年1月8日
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