帰省客がスムーズに移動できるよう鉄道当局が各種対策

春運（春節＜旧正月、2024年は2月10日＞期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制）14日目となった今月8日、各交通機関は帰省客などで混雑した。鉄道、電力、民用航空などの当局は輸送力のほか、利用者向けのサービス、安全管理を強化し、旅客が安全、かつ秩序立てて移動できるようバックアップしている。新華社が報じた。

中国国家鉄路集団有限公司の統計によると、今月8日、中国全土の鉄道利用者は延べ1250万人に達したと試算されているほか、列車が1900本増発された。前日の7日の利用者は延べ1296万5000人で、安全、安定、かつ秩序立てて旅客輸送が行われた。

旅客の移動体験をさらに向上するべく、中国鉄路哈爾浜(ハルビン)局集団公司は北京、上海、瀋陽などからやって来て、哈爾浜で乗り継ぎ・乗り換えをする旅客が増加している状況に合わせて、哈爾浜から佳木斯（ジャムス）、斉斉哈爾（チチハル）などに向かう夜間の高速列車を増発し、そのニーズを最大限満たすよう取り組んでいる。また、中国鉄路南昌局集団公司・萍郷駅は、旅客に体を温めてもらおうと生姜茶を無料で提供している。また、南昌南駅は、春節「福袋」を旅客に配り、温かく、和やかなムードを作り出している。（編集KN）

「人民網日本語版」2024年2月9日