王毅氏がサリバン米大統領補佐官と会談

人民網日本語版 2024年01月29日13:38
王毅氏がサリバン米大統領補佐官と会談

王毅中共中央政治局委員(中央外事活動委員会弁公室主任)は26、27両日、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)とタイ・バンコクで会談した。双方は、両国首脳のサンフランシスコ会談における共通認識の実行、中米関係における重要で敏感な問題への適切な対処について、率直で具体的かつ成果に富む戦略的な意思疎通を行った。新華社が伝えた。

王氏は「今年は中米国交樹立45周年にあたる。双方はこれを契機に、経験を総括し、教訓を汲み取り、対等に付き合い、小異を残して大同につき、相手国の核心的利益を適切に尊重し、相互尊重、平和共存、協力・ウィンウィンに尽力し、中米両国の正しい付き合い方を築くべきだ」と指摘。

「台湾問題は中国の内政であり、台湾地区が中国の一部であるという基本的事実を台湾地区の選挙によって変えることはできない。台湾地区の平和と安定にとって最大の危険は『台湾独立』であり、中米関係への最大の挑戦も『台湾独立』だ。米側は『一つの中国』原則及び中米間の3つの共同コミュニケを厳守し、『台湾独立』を支持しないという約束を行動に反映させ、中国の平和的統一を支持しなければならない」と強調した。

双方は▽サンフランシスコ・ビジョンを共同で実行に移す▽両国首脳が定期的な連絡を保ち、両国関係に対して戦略的リーダーシップを発揮する▽各分野・各レベルでの交流を推進し、既存の戦略的な意思疎通のチャンネル及び外交や両軍、経済、金融、商務、気候変動など一連の対話・協議メカニズムを活用する▽中米関係のガイドラインについて議論を継続する▽中米麻薬対策作業部会を近く始動する▽中米人工知能(AI)政府間対話メカニズムの初会合を今春に開く▽両国間の人的・文化的交流を拡大するため、さらなる措置を講じるーーことで一致した。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年1月29日

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