215日滞在の湯洪波飛行士、中国の軌道滞在期間が最長の宇宙飛行士に

人民網日本語版 2024年02月27日14:07

中国の宇宙ステーションに「出張中」の有人宇宙船「神舟17号」の湯洪波宇宙飛行士は、軌道滞在期間が26日時点で215日に達し、現在中国の軌道滞在期間が最長の宇宙飛行士になった。新華社が伝えた。

湯飛行士は中国第2陣の宇宙飛行士であり、初めて中国の宇宙ステーションに二度目の滞在となった宇宙飛行士でもある。

湯飛行士は2021年6月17日に、聶海勝飛行士、劉伯明飛行士と有人宇宙船「神舟12号」に乗り宇宙に入った。自身初の宇宙飛行の夢を叶えたと同時に、「中国人が初めて自国の宇宙ステーションに入る」という歴史的な瞬間を経験した。彼らは9月17日に地球に無事帰還し、軌道上で3ヶ月計92日滞在した。

湯飛行士は23年10月26日に「神舟17号」クルー船長として「天宮」に戻り、2回の宇宙飛行任務の間隔が最短の中国の宇宙飛行士になった。中国の宇宙ステーションの「ワンルーム」から「3LDK」への前進で見せた中国の速度と中国の力を実感した。

湯飛行士及び仲間の唐勝傑飛行士、江新林飛行士は現在まで軌道上を123日飛行している。第1回船外活動を行い、宇宙貨物船「天舟7号」を迎え、大量の科学実験と技術試験を実施した。また宇宙で辰年の春節を過ごし、第3回「天宮画展」などを開催した。彼らの「宇宙出張」期間は半分を過ぎた。湯飛行士の軌道滞在日数は引き続き更新中だ。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年2月27日

注目フォトニュース

関連記事