商務部「中国車人気はダンピングによるものではない」
人民網日本語版 2024年03月01日15:27
米業界団体AAM(Alliance for American Manufacturing)は先ごろ、米自動車企業の存続を脅かす恐れがあるとして、低価格中国車のメキシコからの輸入を阻止する措置を講じるよう米政府に求めた。これについて中国商務部(商務省)の何亜東報道官は2月29日の記者会見で、「中国車の幅広い人気はダンピングによるものでは決してなく、激しい市場競争の中で形成した技術革新と確かな品質によるものだ。非市場政策・手法の是正を米側に望む」とした。
何報道官は「米側は近年、何重もの障壁を設け、関税を引き上げ、政府調達への参加を制限し、差別的な補助金政策を採用するなどして、中国車の米国市場参入を深刻に妨げているが、中国は常に世界中の自動車企業に門戸を開いている。実際、中国における米国車の販売台数は、米国における中国車の販売台数をはるかに上回る」と指摘。
何報道官はまた、「米側は保護貿易主義を推し進め、経済・貿易問題を大々的に政治問題化し、貿易障壁をさらに高くし、公正な競争を妨げている。これは長期的に見れば、米国の自動車産業自体の発展を妨げることにもなる。米側が市場経済の法則と公正な競争の原則を尊重し、非市場政策・手法を是正し、自動車産業の公正な競争と長期的な発展のための条件を整えることを望む」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年3月1日
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