中国2月のCPI、前年同期比0.7％の上昇

国家統計局が9日に発表したデータによると、今年2月の全国の消費者物価指数（CPI）は1月の前年同期比0.8％の低下から同0.7％の上昇に転じた。前月比は1.0％の上昇で、上昇幅は1月より0.7ポイント（p）拡大した。

統計データを見ると、2月の食品価格は前年同期比0.9％の低下、低下幅は1月より5.0p縮小した。食品のうち、豚肉価格は9ヶ月連続の低下からはじめて上昇に転じて、同0.2％上昇した。生鮮野菜は1月の12.7％の低下から2.9％の上昇に、水産物は1月の3.4％の低下から4.1％の上昇に転じた。イモ類、卵、食用油、牛肉・羊肉、生鮮果実の価格の低下幅は4.1-12.2％の間だった。

2月は非食品価格が同1.1％の上昇で、上昇幅は前月より0.7p拡大した。そのうち、サービス価格は前年同期比1.9％の上昇で上昇幅は1.4p拡大し、CPIを約0.76p押し上げた。うち、旅行価格は同23.1％の上昇、航空券価格は同20.8％の上昇、交通機関のレンタル料金は17.4％の上昇だった。（編集KS）

「人民網日本語版」2024年3月10日