外交部「日本は実際の行動で軍国主義と完全に決別すべき」
人民網日本語版 2024年03月20日13:56
最近の靖国神社関連の否定的な動きについて、外交部(外務省)の林剣報道官は19日の定例記者会見で、「侵略の歴史に対する日本側の誤った姿勢を反映するものであり、中国は日本側に対して、実際の行動によって軍国主義と完全に決別するよう促す」と表明した。
【記者】靖国神社は、同神社の最高神官である第14代宮司に海上自衛隊の元海将の大塚海夫が4月1日に就任することを発表した。自衛隊の経歴を持つ人物が靖国神社の最高神官に就任するのはこれが初めてだ。このことについてコメントは。
【林報道官】靖国神社は日本軍国主義による対外侵略戦争発動の精神的な道具及び象徴であり、当時の侵略戦争に歴史的罪責を負う14人のA級戦犯を祀っている。先ごろ、日本の防衛当局の現職幹部複数が靖国神社を参拝し、近く退役将官が靖国神社の宮司に就任する。この一連の否定的な動きは、侵略の歴史に対する日本側の誤った姿勢を反映するものだ。中国は日本側に対して、侵略の歴史をしっかりと正視し、反省し、実際の行動によって軍国主義と完全に決別するよう促す。アジア近隣諸国と国際社会の信用をこれ以上失ってはならない。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年3月20日
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