自衛隊が中国を「仮想敵国」視との報道に中国大使館が厳正な立場を表明

人民網日本語版 2024年02月07日13:09

在日本中国大使館の報道官は6日、日本の自衛隊が中国を「仮想敵国」と見なしているとの報道について、厳正な立場を表明した。

【記者】日本の自衛隊が米軍との最近の合同兵棋演習で初めて中国を「仮想敵国」と明示した他、「台湾有事」対処の作戦計画を策定する予定だとの日本メディアの報道について、コメントは。

【報道官】我々は直ちに日本側に重大な懸念を表明し、厳正な立場を明らかにした。日本側はこれについて説明し、当該報道は事実ではないと表明した。しばらく前から、日本国内の一部勢力は台湾問題で立て続けにもめ事を引き起こし、台湾海峡情勢の緊張を誇張し、対立や対抗を煽り、危険を冒す傾向を著しく強めている。こうした行為は「一つの中国」原則や中日間の4つの基本文書の精神に深刻に背くものである。

台湾地区は中国の台湾地区であり、台湾問題はいかなる外部の干渉も許さない。国家主権と領土的一体性を守る中国国民の強固な決意、断固たる意志、強大な能力を、いかなる者も見くびってはならない。もし頑なに中国の内政に干渉し、中国の統一を妨害する者があれば、それは「仮想敵国」の問題にとどまらず、必ず重い代償を払うことになるだろう。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年2月7日

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