上海、インバウンドのモバイル決済による消費が最も盛んな都市に
人民網日本語版 2024年03月20日14:54
支付宝(アリペイ)が19日に発表した統計データによると、2023年第4四半期(10-12月)には、海外からの消費者が上海市で「外卡内綁」と「外包内用」の2つの方法により行ったモバイル決済の取引金額が、同年第1四半期(1-3月)より13倍増加した。上海はすでに、インバウンドのモバイル決済による消費が最も盛んな都市の一つになった。そして、同年の3大人気消費シーンは飲食、交通、商業施設だった。
「外卡内綁」とは、訪中外国人がビザやマスターカードなどの主要カードブランドが海外で発行するクレジットカードを中国国内の各種ウォレットなどの決済ツールと紐付けることを指す。「外包内用」とは、訪中外国人が海外で日常的に使用している電子ウォレットアプリケーションを直接使用して決済を行うことを指す。現在、中国でコード読み取りによる支払いが可能な海外電子ウォレットには、AlipayHK(アリペイ香港。中国香港特别行政区)、Touch'n Go eWallet(マレーシア)、Kakao Pay(韓国)、MPay(中国澳門<マカオ>特别行政区)、HiPay(モンゴル)、Changi Pay(シンガポール)、オーバーシー・チャイニーズ銀行(シンガポール)、Naver Pay(韓国)、Toss Pay(韓国)、TrueMoney(タイ)がある。
アリペイのデータによると、2023年第4四半期末現在、上海での取引金額が大きい3大海外電子ウォレットはAlipayHK、Touch'n Go eWallet、TrueMoneyとなっている。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年3月20日
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