韓国人観光客で賑わう湖南省の人気観光地・張家界
「湖南省・張家界の山の上が韓国人でいっぱい」というタイトルの話題がここ数日、中国のネット上で検索のトレンド入りしている。実際、張家界にとって、最大の観光客送り出し国は近年、ずっと韓国となっている。そして、張家界と韓国各地を繋ぐ直行便が増加の一途をたどるにつれて、韓国人観光客も増加し続けている。
中国-韓国の直行便が増加の一途
韓国人観光客で賑わう張家界
春うららかな3月は、ピクニックや花見に絶好のシーズンとなる。張家界国家森林公園では連日、韓国人観光客が、遊歩道を歩いたり、観光カートに乗ったりして、大自然の絶景を満喫している。
統計によると、今年1月1日から3月15日までの2ヶ月半、張家界を訪れた外国人観光客は延べ17万8578人で、うち韓国人観光客が延べ7万3084人と、全体の40%以上を占めた。その他、韓国人観光客のうち、60歳以下の消費者が66%を占め、親と一緒に旅行に来た40-50歳の消費者が急増している。韓国人観光客により良いサービスを提供すべく、張家界の各観光スポットには、韓国語の標識のほか、韓国語のパンフレットが設置され、さらに韓国語での解説サービスも提供されている。
ある韓国人観光客は、「周りの友達が皆、張家界はとてもいいと言うので来てみた。張家界は生きているうちに一度は行くべき10大景勝地の一つだ。本当に素晴らしい」と話していた。
韓国人観光客が増加するにつれて、張家界と韓国各地を繋ぐ直行便も一層充実するようになっている。20日午前11時41分、韓国・釜山(プサン)から来た直行便が張家界の空港に着陸。韓国人観光客201人がスムーズに入国手続きを済ませて、張家界の旅をスタートさせた。
別の韓国人観光客は、「張家界に来るのは2回目。張家界が大好きなので、友達を誘って一緒に来た。張家界は景色がとても美しく、素晴らしい」と話していた。
張家界の空港と繋がっているのは韓国の仁川、釜山、大邱、務安、清州の5都市で、中国国内外の航空会社5社が運航に携わり、1週間当たりの運航数は32便、出入国した1日当たりの韓国人観光客は最多で延べ約2000人となっている。今後、張家界とソウルを往復する国際線がさらに増える計画となっている。その他、張家界の空港は、アライバルビザの手続きを24時間態勢で受け付けており、旅客の入国手続きの効率も高まっている。
韓国国土交通省の最新統計によると、今年2月、韓国の中国行き路線の乗客数が約4年ぶりに100万人を超え、中国と韓国の人員往来のニーズが急速に高まっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年3月22日
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