上海で春を満喫できる「2024崇明花朝節」が開幕

人民網日本語版 2024年03月22日14:43

約300万本株の花が咲き誇る崇明花朝節(画像・張志豪)。

約300万本株の花が咲き誇る崇明花朝節(画像・張志豪)。

上海市崇明区崇明島の東平国家森林公園で今月21日、「崇明花朝節」が開幕した。「花朝節」とは花の誕生を祝う中国の伝統的なイベント。メイン会場の至る所で、簪や花飾りで髪を飾り、伝統的な衣装の漢服を着て写真を撮影している若者の姿を見かけることができる。また、漢服パレードや花朝マーケット、無形文化遺産体験といった楽しいイベントも開催されており、来場者はロマンチックな春を満喫することができる。中国新聞網が報じた。

今年の崇明花朝節は今月21日から5月5日まで、46日間にわたり開催される。開催期間中、メイン会場の東平国家森林公園や各サブ会場では、「花」をテーマにした多種多様な催し物が次々と開催される計画だ。

約300万本株の花が咲き誇る崇明花朝節(画像・張志豪)。

約300万株の花が咲き誇る崇明花朝節(画像・張志豪)。

上海市内から遊びに来た女性・李さんは「本当に来てよかった。今日は、友達数人と一緒に崇明花朝節に来た。いろんなイベントがあるほか、花畑を楽しんだり、花に囲まれた道を歩いたりして、別天地のような風景を堪能できてとてもよかった」とした。

花朝節開催期間中には、工夫を凝らしたイベントが20回近く開催され、訪れた市民や観光客は山菜採りや花鑑賞、キャンプ、花朝コンサート、花の写真展、花糕(花の形のお菓子)や花茶作りなどを体験できるほか、ハナジカやクジャクなどを見ることもでき、春の祭典を存分に楽しむことができる。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年3月22日

注目フォトニュース

関連記事