北京初のカーボンマイナス実証建築物、石景山区でお披露目

人民網日本語版 2024年03月25日15:33

首程時代センターのカーボンマイナス実証建築物の外観。撮影・鄧偉

首程時代センターのカーボンマイナス実証建築物の外観。撮影・鄧偉

2024低炭素建築産業フォーラムがこのほど、北京市石景山区の首程時代センターで行われた。同センターは北京市初のカーボンマイナス建築物としてお披露目された。北京日報が伝えた。

中国建築省エネルギー協会と北京グリーン取引所はフォーラムの現場で、カーボンマイナス実証建築物「ゼロエネルギー建築物認証(設計段階)」証書と「カーボンニュートラル」建築物証書をそれぞれ授与した。同センターのプロジェクトチームはカーボンマイナス建築標準を打ち出し、建築物本体の省エネルギー・排出削減、グリーンエネルギーの代替、炭素吸収量の増加により、太陽光発電システム、スマート制御システム、高性能エンクロージャーシステム、高効率冷却・加熱源及び電気機械システム、炭素吸収システムなどの技術を採用し、材料の生産、施工・建造、運用・メンテンスなどの段階で、運用段階のマイナス炭素排出及びライフサイクル全体における低炭素実証を実現する。統計によると、プロジェクトの年間炭素削減量は96トン、年間炭素排出量は52トンに達し、炭素ストックの差はマイナス43トン。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年3月25日

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