渤海1億トン級油田が開発・建設が開始

人民網日本語版 2024年04月11日14:39

中国海洋石油集団有限公司(中国海油)天津分公司によると、墾利10-2油田1期/墾利10-1油田A54坑井ブロック開発プロジェクトが10日、天津市と青島市の3つの建設現場で同時に着工した。1億トン級大型油田「墾利10-2」が正式に開発・建設段階に入った。新華社が伝えた。

「墾利10-2」油田は渤海南部海域に位置し、天津市から約245km離れており、平均水深は約15.7m、中国海油が2021年に莱州湾窪地で発見した大規模な岩石学的石油・ガス田で、原油の確認埋蔵量は1億トンを超える。

同プロジェクトには「墾利10-2」油田で新設する1つの中心プラットフォームと2つの無人坑口プラットフォームや、新たに敷設される7本の海底パイプラインと4本の海底ケーブルなどが含まれ、2025年に渤海油田で石油・ガス4000万トンと重油300万トンの生産能力を達成するための重要なプロジェクトだ。

同プロジェクトCEPCプラットフォームモジュールは渤海油田で現在最大のモジュールで、モジュールの浮体重量は2万トン近くで、浮遊船の積載限界に近い。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年4月11日

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