学生の4割が中国語を学ぶ愛知大学

人民網日本語版 2024年04月29日15:28

愛知大学の現代中国学部の学生は、中国語のほか、中国の政治や経済、歴史、文化など、さまざまな角度から中国について学んでいる。日本で「現代中国学部」があるのは愛知大学だけだ。

加納寛副学長は、「愛知大学の在校生1万人のうち、4000人が中国語を学んだことがある、または現在学んでいる。現代中国学部では、約800人の学生が中国について学んでおり、中国語を学ぶために、学生全員が中国に留学する」と説明する。

愛知大学図書館の武藤明弘館長によると、図書館には、約134万冊の図書が所蔵されており、うち10万冊が中国関連の図書だという。

実は、愛知大学は上海と深い縁で結ばれている。同大学の前身ともいえる東亜同文書院は上海で1901年に開学し、その後、1946年に愛知県豊橋市で愛知大学として創建された。日本の海外高等教育機関としては、最も古い歴史を誇る大学となっている。同大学と上海の「縁」は現在まで続いており、復旦大学や上海交通大学、上海外国語大学と提携を結んでいる。同大学の国際中国学研究センターは、日本で有名な漢学研究センターで、「日本の中国通」を育成する揺りかごと言われている。またこのほかにも愛知大学には「中日大辞典」の編纂所もある。この辞書は中日友好の重要な架け橋となっており、日本で幅広く使われている。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年4月29日

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