読書+テクノロジーで書物の香りを堪能する休日 河南省・開封
5月2日、河南省の開封市図書館では、たくさんの市民が静かに本を探したり読んだりしていた。連休が訪れて、大人も子どももゆったりと「充電」し、知識の大海原をたゆたっている。人民網が伝えた。
同図書館読書推進局の孟憲萍局長は、「お休みの日に図書館に来て本を読む市民はたくさんいる。読書の人が多い時間は大体午前10時と午後3時だ。たくさんの市民の本を読みたいというニーズに応えるため、当図書館ではテクノロジーと読書を結び付け、スマート空間を構築した。文化長廊、太陽系天文展示エリア、体感型双方向一体マシン、AR(拡張現実)落書きウォールなどのアクティビティを設置したほか、テクノロジー・現代・未来への意識を凝縮した空間体験エリアを創造して、本を読む人がテクノロジー教育のイノベーション成果を体験できるようにした」と説明した。
ここでは書物の香りの中にテクノロジー感が満ちている。VR(仮想現実)ゴーグルをつけてタッチペンを持てば、動物の解剖、人体の構造、惑星の運航をリアルに理解することができる。ゴーグルを使って子どもに「AR+VRホログラフィック科学知識絵本」の操作方法を教えていた李さんは、「図書館のスマート空間はとても興味深い。子どもにさまざまな体験をさせることができ、視野が本当に広くなった」と話した。
普段はよく4階で本を借りている小学5年生の張以利沙さんは、今回初めて母親と一緒に8階のスマート空間を訪れ、「ここはすごく楽しいし、いろんな科学の知識を、本以外の知識を学べた」と声を弾ませた。
同市の王さんは、「こういったハイテク感に満ちた読書スタイルは、本におもちゃのような楽しさと機能を与え、楽しみながら学ぶことができて、子どもの知識欲を大いに高めている」と話した。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年5月3日
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