出入国が増加し県域旅行が人気 今年の「メーデー」の高い消費力

人民網日本語版 2024年05月07日16:26

この間の「メーデー」(5月1日)の小型連休には、短距離旅行や省を跨ぐ旅行、県エリアに出かける県域旅行、海外旅行など複数の旅行のスタイルが人気を集め、複数のオンライン旅行予約プラットフォームで景勝地のチケット予約に「小さなピーク」が現れ、中国国内の観光市場は「量も価格も」上昇した。専門家は、「『メーデー』連休に消費市場の活力と内需のポテンシャルが発揮されたことが、これから経済の安定・好転を牽引する上でプラスになるだろう」と分析した。

出入国者が延べ800万人以上に

国家移民管理局は6日、「統計によると、今年の『メーデー』連休に全国の国境検査所が前年同期比35.1%増となる中国内外の延べ846万6000人の出入国検査を行った。1日あたりの出入国検査のピークは5月3日で、人数は延べ180万1000人に達した」との情報を伝えた。

同連休中、中国の観光客が世界のあらゆる場所に出かけた。旅行予約サイトの「Qunar.Com」のデータを見ると、今年の同連休には、国際線の航空券と海外のホテルの予約件数がどちらも同期の過去最高を更新した。

海外旅行の面では、同連休中に中国の観光客は世界200ヶ国近くの3000を超える都市に出かけ、東南アジア、日本、韓国といった近場の国が人気だった。

インバウンドの面では、同連休のインバウンド予約件数は同105%増加した。中国がビザ免除対象国とした12ヶ国、および中国と相互にビザを免除するシンガポールとタイからのインバウンド観光客は累計で前年同期比約2.5倍増になった。

また、Qunarのデータによれば、今年の同連休に、国際線航空券と海外ホテルの予約件数がどちらも同期の過去最高を更新した。中国の観光客は世界の1035都市に出かけていた。中国の観光客の集中的な動きが、世界各地の消費の回復を牽引した。

県域旅行が思いがけず人気に

携程旅行網のデータによると、今年の同連休の旅行予約の前年同期比成長率は、三線・四線都市が一線・二線都市を上回り、県域市場が三線・四線都市を上回った。安吉、桐廬、都江堰、陽朔、弥勒、義烏、婺源などの県域観光地が人気で、予約件数は平均で36%増加した。

携程研究院の王亜磊・業界アナリストは、「三線以下の都市は(比較の対象となる前年同期の)基数が低く、成長の可能性がより大きい」とした上で、「一線・二線都市がどこへ行っても混んでいるのに比べ、三線以下の都市の観光市場はより快適でリラックスできる。また県域の観光市場での消費は観光客にとってよりコストパフォーマンスが高いものになる」との見方を示した。

このほか、移動交通スタイルの変化も県域旅行の思いがけない人気を促進した客観的な原因となった。交通運輸部(省)のまとめたデータによると、今年の同連休には社会全体の地域を跨ぐ人の移動が1日あたり延べ2億7000万人を超え、このうち運転での移動の割合が80%を超えた。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年5月7日

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