中国最長の直行国際路線が就航 深セン-メキシコシティ
人民網日本語版 2024年05月13日15:26
写真提供・南方航空
5月11日、中国広東省の深センとメキシコの首都メキシコシティを結ぶ直行国際航空路線が就航し、全長1万4000キロメートルを超える国際線の運航がスタートした。これは中国の民生用航空で最も長い直行国際路線であり、中国の大陸部と香港・澳門(マカオ)・台湾地区で唯一のメキシコおよび中南米への直行国際路線でもある。人民網が伝えた。
これまで中国の旅客が中国からメキシコや中南米諸国に航空機で行く時は、他の国・地域で1-2回乗り継ぎをしなければならず、全体で30時間から40時間もかかるのが一般的だった。新路線が就航した後、深センからメキシコシティまで約16時間しかかからない。
メキシコは中国の中南米地域における2番目の貿易パートナーで、両国の交流・協力は日増しに盛んになり、観光、ビジネス、親族訪問、労働など多様なニーズの顧客層がベースにある。
草原パンパの良質の牛肉、アンデス山脈の芳醇な赤ワイン、熱帯雨林の高品質のコーヒーなど、中南米地域の優れた製品がますます多く中国の家庭に進出するようになった一方で、中国製の携帯電話、コンピューター、自動車などの製品も中南米で好調な売れ行きが続いている。
この航空路線はこれから中国・中南米間の経済貿易の発展と人の交流・往来のニーズに寄与し、中国の質の高い対外開放を後押しすることになるだろう。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年5月13日
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