帰国人材招聘会で、企業の人事担当者に質問する求職者。撮影・毛思倩(新華社記者)
第19回中国国際人材交流大会が深センエキシビションセンターで開幕した。会期は2日間。新華社が伝えた。
今回の大会は科学技術部(省)と深セン市人民政府が主催し、オフラインとオンラインの両方を採用した。オフラインでは計画面積6万3000平方メートルで計5つの展示館を設置し、相談、人材誘致、テーマイベントなどの場を設けた。オンラインではバーチャル展示ホール、プロジェクト・マッチング、オンライン誘致などのサービスを提供する。
大会組織委員会によると、今回は様々なフォーラムやイベントを100回近く行う。30余りの国や地域から1200余りの専門機関・組織、1万人余りの国内外の政府代表、専門家、学者、高度人材が参加する見通しだ。
今回の大会では各地の地域環境、産業政策、人材政策だけでなく、難題プロジェクト担当人材の公開募集についての具体的な情報を紹介しているブースも多い。
また、外国籍人材招聘会、帰国人材招聘会、「精英天下」中高級人材招聘会も設けて、職を求める国内外の多くの人材を呼び込んでいる。深センエキシビションセンター4号館での帰国人材招聘会は特に賑わい、騰訊(テンセント)、平安、華潤、デカトロン、エルメスなど150社余りの企業が優れた人材を招聘し、金融、インターネット、ハイテク、ハイレベルサービス業、文化・教育・娯楽など様々な業種の1800以上のポストを用意している。
大会期間には人材ビッグデータ・サミットフォーラムも開催。「人材強国」「デジタル中国」戦略の実施が推し進められる中で人材と産業が協同で発展する新たな道を議論する。このほか、中国(深セン)青少年科学技術革新教育フォーラムも初めて開催され、科学と基礎教育革新の融合する特色あるモデルを検討する。(編集NA)
「人民網日本語版」2021年5月5日