様々な手段を駆使して総合的防砂に取り組む科爾沁砂地 内蒙古

人民網日本語版 2024年05月17日14:30
様々な手段を駆使して総合的防砂に取り組む科爾沁砂地 内蒙古
内蒙古自治区赤峰市翁牛特旗にある巴彦呼交嘎査其白線防砂治砂プロジェクトエリアでは、砂地を貫く道路によって砂地が分割され、砂の流動が防止されている。(5月16日撮影・連振)

内蒙古(内モンゴル)自治区は、今年に入ってから、「三北」プロジェクト堅塁攻略戦に全力で臨み、防砂事業を加速させ、これまでに面積約40万ヘクタールの防砂を達成した。同自治区にある科爾沁(ホルチン)砂地の主要分布エリアのうち、通遼市と赤峰市では、その土地の事情に適した措置を採用。乾燥したワラを1メートル四方の碁盤の目のように砂に埋め込む「草方格」による砂飛散防止、道路敷設による砂の流動抑制、太陽光発電パネル設置による砂漠化防止など、さまざまな手段を駆使して、科爾沁砂地の総合管理を推進してきた。予測では、2030年までに、同自治区の科爾沁砂地で新たに対策が完了する面積は約73万ヘクタールに上り、砂漠化対策の達成率は85%を上回る見通しとなっている。新華社が伝えた。(編集KM)

「人民網日本語版」2024年5月17日

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