端午節3連休も旅行が大人気 国民一人当たりの予約数が昨年上回る
端午節(端午の節句、今年は6月10日)に合わせて6月8日から10日までが3連休となる中国では、夏の旅行の1番目のピークを迎えそうだ。中国のオンライン旅行予約プラットフォーム「飛猪(Fliggy)」が3日に発表した「2024端午節3連休旅行バロメーター」報告によると、3連休中、国内旅行と海外旅行の国民一人当たりの予約数は前年同期に比べて増加している。
人気旅行先を見ると、徳陽や郴州、開封、景徳鎮、肇慶、紹興、黄山、上饒、博爾塔拉(ボルタラ)、掲陽など、「ダークホース」的存在の地域の予約数が急増している。また、上海や北京、杭州、広州、成都、深セン、南京、重慶、武漢、西安なども人気の国内旅行先となっている。
端午節は3連休なので、メーデー5連休よりは休みが短いものの、消費者の間では依然として海外旅行が人気となっている。飛猪のプラットフォームを見ると、3連休中、国際クルーズ船や海外のレンタカー、貸切バスなどの観光商品の予約数が前年同期比で倍増している。日本やタイ、香港特別行政区、マレーシア、韓国、シンガポール、米国、フランス、澳門(マカオ)特別行政区、オーストラリアなどが人気の海外旅行先となっている。海外への個人旅行の予約数が占める割合は、メーデー5連休の勢いを保った形となっており、80%以上となっている。
中国国内だけでなく、海外でのドライブ旅行や貸切バスでの島一周といった商品も人気となっている。飛猪のデータによると、3連休中、海外のレンタカーと貸切バスの予約数はそれぞれ前年同期比3倍以上増、2倍以上増となっている。
その他、海外でのアクティビティもアップデートされている。3連休に人気のアクティビティを見ると、国際クルーズ船が人気となっている。現時点で、飛猪のプラットフォームにおける国際クルーズ船商品の予約数は前年同期比12倍以上増となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年6月5日
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