【イラストで読み解く】米国式人権の難題「根深いレイシズム」

人民網日本語版 2024年06月21日15:45

イラスト作成・譚希光(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)

イラスト作成・譚希光(イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止)

このほど発表された『米国における人権侵害報告書2023』は、米国の人権状況が悪化し続けていることを指摘した。米国ではレイシズムが根深く、人種差別の状況は深刻だ。

国連の自由権規約委員会によれば、米国におけるレイシズムは今なお、人種的ステレオタイプ、警察による殺人、多くの人権侵害という形で存在している。米国のエスニック・マイノリティは、システミックで、持続的で、全面的な人種差別に直面しており、レイシズム・イデオロギーは現地社会に広く浸透している。米世論調査機関「ピュー・リサーチ・センター」が最近発表した統計によると、米国の黒人成人の大多数が人種差別を経験したことがあると答えており(75%)、そのうち差別を「しばしば経験する」が13%、「時折経験する」が62%だった。 回答者らは人種差別の経験から、この社会の制度は自分たちが失敗するようにできていると感じていた。また、多くの回答者は「黒人が成功するためには他の人々よりも努力しなければならない」と考えていた。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年6月21日

注目フォトニュース

関連記事