耿爽国連次席大使「安保理はアフガニスタン暫定政権との対話や接触を支持すべき」

人民網日本語版 2024年06月24日16:16

中国の耿爽国連次席大使は21日、アフガニスタン問題に関する安保理の公開会合で「安保理はアフガニスタン暫定政権との対話や接触を支持し、アフガニスタンの人道的困難への対処を支援するべきだ」と表明した。新華社が伝えた。

耿次席大使は「国連事務総長報告書の指摘によると、今年は約2370万人のアフガン人が人道支援を必要としており、人道資金は30億6000万ドル(1ドルは約159.7円)が必要だが、現時点で16.2%しか実行されていない。安保理は支援側にアフガニスタンへの人道支援の継続を呼びかけ、資金の大幅な削減を避けるべきだ。アフガニスタンに対する軍事介入によりアフガニスタン国民に甚大な災禍をもたらし、深刻な傷を与えた米国は、歴史的責任をしっかりと担い、アフガニスタンへの支援と資金提供を強化するべきであり、撤退で終わりにしてはならない」と指摘。

「中国は、国連のアフガニスタン支援チームが引き続き役割を果たし、国際社会とアフガニスタンの意思疎通や協力を後押しし、アフガニスタン国民の切迫した状況への対処、持続可能な発展の実現を手助けすることを支持する。アフガニスタンの友好的近隣国として、中国は常にアフガニスタンの平和・安定と発展・繁栄を断固として支持しており、引き続きアフガニスタン国民をできる限り手助けしていく」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年6月24日

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