天山の麓一面に広がる花畑 新疆伊犁

人民網日本語版 2024年06月11日09:23

観光客で賑わう新疆伊犁・哈薩克自治州の「花の海」(撮影・李龍)。

観光客で賑わう新疆伊犁・哈薩克自治州の「花の海」(撮影・李龍)。

新疆維吾爾(ウイグル)自治区伊犁(イリ)・哈薩克(ガザフ)自治州伊寧(グルジャ)県にある「天山花海景勝地」では現在、様々な種類の花々が次々と見頃を迎えている。そしてシャクヤクやアメリカナデシコが競うように咲き誇り、セージがどこまでも続く紫色の絨毯のように天山の麓に広がり、ラベンダーもすでに次々と開花時期を迎えている。観光客はその花畑を散歩しながら、美しい花の景色と香りを楽しんだり、何度も足を止めて写真を撮影したりしている。人民網が報じた。

北京から来た観光客の常新宇さんは、「初めて新疆に来たが、天山の花畑は圧巻。青い空に雲が浮かび、その下には花畑が広がり、心が癒される。またラベンダーを見に来たい」と話していた。

景勝地には、駐車場やレストランエリア、休憩エリアといったサービス施設が揃っており、観光客が快適な「花見の旅」を満喫できるようになっている。

天山の麓一面に広がる花畑 (撮影・李龍)。

天山の麓一面に広がる花畑 (撮影・李龍)。

伊犁・哈薩克自治州は近年、市場にニーズに合わせて、農業産業構造を積極的に調整し、花の栽培を大々的に推し進めている。そして、観光客に「花見の旅」を提供しているほか、花を加工して、花を使って作った餡入りのお菓子「花餅」や花のお茶、酒、キャンディーといった商品を打ち出し、オンラインとオフラインで販売し、農業の効率を高めるほか、農民の増収を促進している。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年6月11日

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