6月末から広州はトランジット客対象に無料のワンデーツアー提供へ
人民網日本語版 2024年06月21日11:03
広東省広州市文化・ラジオ・テレビ・観光局はこのほど、6月末から、広州市は海外から来たトランジット客を対象に、無料のワンデーツアーサービスを提供することを明らかにした。中国新聞網が報じた。
広東省は2019年5月1日から正式に、外国人を対象に144時間のビザなし通過政策(トランジットビザ)を実施しており、50ヶ国以上の有効な国際渡航書類と144時間以内の搭乗日と座席が確定した第三国(地域)への乗り継ぎチケットを所持する外国人を対象に、広東省行政区域内にノービザで144時間滞在可能としている。広州市も同政策を利用して滞在できることのできる都市の一つだ。
広州市を流れる珠江の両岸の風景(写真提供・広州市文化・ラジオ・テレビ・観光局)。
広州市文化・ラジオ・テレビ・観光局によると、6月末から、外国のパスポートを所持し、広州白雲国際空港でトランジットする旅客であれば、無料の広州ワンデーツアーに申し込むことができるようになる。広州市は、無料の観光バスや英語が話せるガイド、観光スポット訪問、点心ランチなどを提供し、旅客に限られた時間内で、広州市に対する理解を深め、温かい広州市の人々のもてなしを実際に感じてもらいたい考えだ。
広州ワンデーツアーは、広州市の歴史、文化をメインにした都市観光ルートとしており、花城広場や陳氏書院(陳家祠)、越秀公園・五羊石像、明城壁、広東省博物館、広州図書館、広州大劇院、広州タワーなどを巡ることができる。また、6月末から、広州白雲国際空港には海外から来たトランジット客を対象としたワンデーツアー集合場所も設置されることになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年6月21日
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