北京・モスクワを結ぶ中欧班列、7月から定期運行へ
人民網日本語版 2024年07月02日14:28
7月1日、北京市平谷区にある京平総合物流ハブで、北京とロシアの首都モスクワを結ぶ国際定期貨物列車「中欧班列(北京-モスクワ)」が、北京の平谷地方鉄道の馬坊駅を出発した。家電、衣類、建築資材などの貨物が入ったコンテナ計55基が積み込まれた。この列車は毎月4便が運行する計画で、これは北京からロシアに直通する中欧班列が定期運行をスタートして新たな段階に入り、北京・天津・河北地域の製品が国際市場に進出するための「快速直通列車」が開通したことを示している。
同区は中欧班列を利用し、貨物・倉庫・チェーンなどの各種資源を統合し、ロシア輸入商品館を建設し、ロシアの特色ある商品を展示・販売し、一連の体験イベントを実施した。現在は首都「一帯一路」(the Belt and Road)輸入商品館クラスターの計画を進めており、アジア館、南アフリカ館、中東欧館などを建設し、シルクロードEC・レジャー・消費・ライブコマース体験エリアを構築する。ECが備えるオンラインとオフラインを結び、需給両サイド、都市と農村をつなぎ、中国国内市場と海外市場をマッチングさせるといった役割を十分に発揮させる。輸入商品館での国家間の相互接続、経済貿易交流を実現する。北京の「両区(国家サービス業拡大開放総合モデル区と中国<北京>自由貿易試験区)」建設と国際消費都市建設をサポートする。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年7月2日
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