「アリペイ」がタッチ決済機能をリリース
人民網日本語版 2024年07月09日15:31
(画像著作権は東方ICが所有のため転載禁止)
モバイル決済サービス・支付宝(アリペイ)は今月8日、QRコードをスキャンすることなく、スマホのロックを解除して、店側の決済デバイスにタッチするというワンステップで決済ができる「支付宝タッチ決済」機能をリリースした。これまでは、支付宝のアプリを立ち上げ、タップしてQRコードを表示し、リーダーにかざしてスキャンするという3ステップが必要だった。一方、「タッチ決済」の場合は、スマホをデバイスにタッチするという1ステップで決済を完了できる。
「タッチ決済」はスキャンと同じくコード決済に属する。スキャンする場合はスマホの画面とカメラを使うのに対して、「タッチ決済」の場合は、スマホの近距離無線通信規格・NFC機能を活用しており、センサー同士がデータ通信を行い、決済が完了する。いずれも高い安全性を備えている。
第一陣として同機能を導入した事業者のデータによると、「タッチ決済」は、簡単に決済でき、その評判は上々だという。若者の61%が一度利用した後は、引き続き同機能を利用している。また、高齢者も気に入っているようで、「スマホをいじってQRコードを表示させるのと比べると、『タッチ決済』は、タッチするだけでよく、とても簡単になった」との声も寄せられている。
ユーザーはスマホをタッチするだけでよく、店側もQRコードリーダーを使う必要がないため、「支付宝タッチ決済」を導入することで、事業者の経営効率が大幅に高まると期待されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年7月9日
注目フォトニュース
関連記事
- インバウンド客のアリペイ消費額が前年比10倍増 外国人の中国での決済が便利に
- アリババ系のタオバオでもWeChatペイが使用可に 進むプラットフォームの「相互接続」
- アリペイとWeChatペイが海外クレジットカードに対応 外国人の利便性向上
- アリペイなどと銀聯の相互利用が実現 決済業界の相互接続進む
- 金融管理当局が再び「アリペイ」運営のアントグループから聞き取り
- 微信や支付宝は引き継げる? デジタル遺産は死後どうなる?
- 健康状態の証明機能「アリペイ健康コード」が杭州から中国全土へ
- アリペイの年間消費明細 オンライン消費はなぜこんなに簡単?
- アリペイ年間消費明細が発表 稼いだより使ってる?
- 香港版アリペイ、中国全土で使用可能に
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn