西蔵自治区拉薩市でヤクレースが開催

ヤクレースの様子（撮影・李林）。

西蔵（チベット）自治区拉薩（ラサ）市に属する墨竹工卡（メルド・グンカル）県で19日から開催されている2024松賛文化観光ウィーク・菜の花観光PRイベントで21日、ヤクレースが行われた。

重い荷物を運んでくれるヤクは「高原の舟」と呼ばれ、重宝されている。ヤクレースは蔵(チベット)族に伝わる伝統的なアニマルスポーツだ。レース会場では気合たっぷりの騎手たちを乗せたヤクがスタートラインに並び、スタートの合図と共に、ゴールに向かって一気に走り出した。一番先にゴールに到達した人が勝者となる。レースでは、ヤクがデッドヒートを繰り広げ、集まった観客たちは大きな声で声援を送り、盛り上がりを見せていた。

墨竹工卡県は今月19日から23日までの5日間、嘎則新区幸福林と農村生態レジャー館、菜の花畑の3つの会場で、2024松賛文化観光ウィーク・菜の花観光PRイベントを開催している。（編集KN）

「人民網日本語版」2024年7月23日