謝鋒駐米大使「中国は開放を堅持し、改革の発展による利益を世界と分かち合う」
中国の謝鋒駐米大使は2日、米誌「ニューズウィーク」のトム・オコナー外交政策副編集長による単独インタビューを受け、中国共産党第20期中央委員会第3回全体会議(三中全会)の精神について詳しく説明した。在米国中国大使館ウェブサイトが伝えた。
中国の改革推進と開放拡大の継続に対する外的環境による影響の有無に関する質問に対し、謝大使は「一部の国々が門戸を閉ざし、障壁を築き、デカップリングを図っている今日、開放はすでに世界の『希少品』となっている。しかし、中国は門戸を開き、道を通し、リンクを図り、改革・発展による利益を世界と分かち合う方針を堅持している。開放は中国式現代化の鮮明な特徴だ。中国共産党第20期三中全会は開放拡大について諸措置を打ち出した。1つ目が『減法』的措置。これには、引き続き外資参入におけるネガティブリストの削減、製造業分野における外資参入制限の『ゼロ化』、越境サービス貿易におけるネガティブリストの全面的実施などが含まれる。2つ目が『加法』的措置。これには、制度型開放を着実に拡大し、高水準の国際経済・貿易ルールとの整合性を自ら図り、透明性と安定性のある予測可能な制度環境を築き、自主的開放を拡大し、通信、インターネット、教育、文化、医療分野で秩序ある開放拡大を推進するなどの措置が含まれる。3つ目が『等号』的措置。これには、国内企業と外資系企業を平等に扱い、生産要素へのアクセス、許認可、政府調達などの面で外資系企業に内国民待遇を保障するなどの措置が含まれる。より開放された中国は、世界により多くの市場機会と成長機会をもたらす。我々は、中国の発展によるチャンスを捉え、中国の発展による利益を共有し、自身の一層の発展を実現する企業が増えることを歓迎する」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年8月7日
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