農産物のコールドチェーン物流体系が持続的に最適化
人民網日本語版 2024年08月07日15:56
「生鮮食品の小包があります。5分後に到着します」。7月18日午前10時半、事前に電話で連絡を取り合った順豊速運の配達員は宅配の準備をしていた。人民日報が伝えた。
程なくして、北京市朝陽区在住の女性が宅配便を受け取った。「昨日の午前に注文し、今日の午前に届いた」と話す。
重慶市から北京市までは1000km以上離れている。24時間もたたないうちに、遠い山間部の果物が枝から食卓に上がった。この裏には物流の持続的なスピードアップがある。
農村物流の質の高い発展の重要な一環としてのコールドチェーン物流の能力は、農産物の配達と販売に関わる。中国が近年にわたり、農産物のコールドチェーン物流体系の建設を持続的に最適化し、農村配達のコールドチェーン物流が持続的に村への普及が進み、農産物販売の「ラストワンマイル」の開拓が加速している。中央財政は2020年以降の計7万5000の産地冷蔵鮮度保持施設の建設を支援し、倉庫の貯蔵容量を1800万トン以上増やした。県レベルのカバー率は70%以上。産地冷蔵鮮度保持能力、商品化処理能力、生産後集散能力が大幅に上がり、農家と大きな市場とのつながりを力強く後押しした。
コールドチェーン物流は都市と農村を結び、生産と生活もつないでいる。これは農村全面振興の重要手段であり、消費財の質的向上の強力な下支えでもある。データによると、中国の今年1−5月のコールドチェーン物流需要総量は前年同期比4.2%増の1億9100万トンで、コールドチェーン物流総額は同4.0%増の2兆7600億元(1元は約20.2円)。うち生鮮食品ECコールドチェーンや農村宅配コールドチェーン物流などの営業収益は同約10%増だった。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年8月7日
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