日本による台湾漁船拿捕について外交部報道官がコメント

外交部（外務省）報道官が9日、日本による台湾漁船拿捕について、記者の質問に答えた。

【記者】報道によると、台湾地区の漁船「福洋266号」と「富申号」が先ごろ、漁業法違反を理由に相次いで日本側に拿捕され、罰金を支払った後に釈放された。台湾当局は、これらの漁船は日本の漁業法に違反したと考えている。このことについてコメントは。

【報道官】中国政府は、台湾地区を含む中国漁民の合法的利益の保護を非常に重視している。「中日漁業協定」により、当該海域において中国漁船を取り締まる権利は日本側にない。すでに中国は日本に対して厳正な申し入れを行い、誤ったやり方を直ちに正すとともに、同様の事態の再発を防ぐために実効性ある措置を講じるよう要求した。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年8月12日