貸出20%近く増! ハイテク企業がより多くの金融支援を獲得

人民網日本語版 2024年08月23日16:35

情報によると、今年6月末現在、中国全土のハイテク企業の貸出残高が前年同期比19.5%増となり、同期の各種貸出の成長率の8.8%を大きく上回り、注目を集めたという。

これまで長い間、物的担保の不足、評価・査定の難しさ、長期資金の不足は、ハイテク企業の資金調達に存在する問題点だった。国家金融監督管理総局が21日に発表した最新の統計データから、一連のフィンテック関連措置が実施されたのにともない、金融システムに変化が生まれ、一部の資金調達をめぐる困難が徐々に緩和されている。

6月末、全国のハイテク企業の貸出残高は15兆3000億元(1元は約20.4円)で、そのうち信用貸出と中長期貸出の占める割合がどちらも4割を超えた。知的財産権担保融資残高は同38%増の2340億元だった。7月末の保険基金への長期株式投資は2兆7000億元に上った。

今年に入ると、中央政府から地方政府まで、科学技術イノベーションを支援する一連の金融措置の実施を加速させてきた。絶えず整備が進められるフィンテック政策の枠組み、徐々に充実するフィンテックの監督・管理・奨励策、科学技術イノベーション企業の発展により適した金融商品、ますます豊富になる長期資金支援などから、フィンテック分野に起きた変化がよくわかる。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年8月23日

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