中国銀行が東京で「ハイレベルな対外開放への貢献」をテーマにした意見交換会
中国銀行は3月19日、東京で「ハイレベルな対外開放への貢献―在日中国系企業向け意見交換会」を開催した。中国銀行の葛海蛟董事長は会の冒頭、「海外の中国系機関は、国内と国際的な2つの循環『双循環』という新たな発展の仕組みにおいて、積極的に第一線に立ってサービスを提供する必要がある。市場競争力を継続的に高めるという方針のもと、特色を活かしてチャンスを掴み、中国のハイレベルな対外開放という大局に貢献しながら、質の高い発展を実現しなければならない」と強調した。
挨拶する中国銀行の葛海蛟董事長(撮影・許可)。
葛董事長はまた、意見交換会に参加した関係機関の長期にわたる中国銀行に対する信頼と支持に感謝を述べ、「当行は、日本市場において40年余り着実に事業を展開し、金融の面から架け橋としての役割を積極的に果たしてきた。日本の中国系企業と同じ方向を向いて力を尽くし、両国間の経済・貿易における協力関係が深まるよう支援してきた。同時に、日本においてクライアント規模が最大で、サービス地域が最も広く、業務の種類が最も豊富な中国系銀行へと発展してきた。当行は今後も、『中央金融政策会議』や『中央経済政策会議』の精神を徹底して実行に移す。具体的には、人民元のグローバル化推進、円滑な越境投融資の促進、金融市場の連携支援、リスク管理水準の向上といった重点事業に注力する。時代に応じて根気強く努力し、金融サービスの内容とサービスの質の継続的な調整とアップデートを行う。このように当行自身がより優れ、より強くなりながら、両国間の経済・貿易協力を一層深め、充実したものとなるよう働きかける。ハイレベルな対外開放の推進と金融強国の建設に向けて、さらに大きく寄与していきたい」と述べた。
挨拶する在日本中国大使館の宋耀明経済商務公使(撮影・許可)。
在日本中国大使館の宋耀明経済商務公使や在日中国企業協会の王家馴会長、中国国際貿易促進委員会駐日本代表処の史銘首席代表、及び中国国際航空、中遠海運、宝和通商、五金鉱産、中国石油、中和物産、銀聯国際、華為(ファーウェイ)、比亜迪(BYD)といった在日中国系企業の代表も会に出席し、中国銀行が長期にわたって中国系企業が海外進出できるよう、金融の面から支援していることに感謝を述べたほか、今後も中国銀行と共に歩み、広い範囲で深い協力関係を構築して、中国と日本の経済・貿易交流の促進、両国関係の発展のため、さらに大きく寄与していきたいとした。
3月19日、中国銀行が東京で開いた「ハイレベルな対外開放への貢献―在日中国系企業向け意見交換会」の様子(撮影・許可)。
(編集KN)
「人民網日本語版」2024年3月21日
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