「2024興味深いライフスタイル報告」が発表 中国の若者は何にお金を使っている?

人民網日本語版 2024年08月26日16:01

(画像著作権は東方ICが所有のため転載禁止)

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雑誌「中国新聞週刊」が22日に発表した「2024興味深いライフスタイル報告」(以下、「報告」)のデータは、中国の若者が何にお金を使っているかに迫っている。報告の調査では、中国の規模の異なる都市の16歳から40歳までの男女7725人から有効回答を得た。

世界経済は不安定で、その回復は緩慢という全体的な環境の影響を背景に、中国の若者の消費は現在、「量」から「質」へと少しずつ変化している。

まず、中国の若者は細かい点まで考慮してから消費するようになっている。購入を決める際に、考慮する要素として、回答者の46.7%が「割引は魅力的」と答え、最も多かった。次に、生活の質を高めることを求めており、少々高くても、質を下げたくない日常の消費について、回答者の73.5%が「飲食」を選んでいた。続いて多かったのは36.1%の「旅行」で、「旅行の時くらいお金を気にしたくない」と答えていた。また精神的な満足感を得ることを重視しており、支出が増えても気にしない消費の項目を見ると、「旅行」(36.5%)と「学習」(23.1%)の割合が、服(16.2%)や美容(13.7%)の割合を大きく上回っていた。

消費の動向がどのように変化したとしても、若者の「食」に対する情熱には衰えが見られなかった。

今年支出が増えた分野の調査を見ると、食品/飲料がトップで、37.1%だった。美味しいものを食べたいという欲求を満たすために、支出を増やすというのは、自然な流れで、グルメはよりダイレクトに喜びをもたらしてくれる。

若者はコストパフォーマンスを依然として重視しているものの、食べたり飲んだりするものに関しては、若者の要求は高まるばかりで、青天井となっている。

少々高くても、質を下げたくない日常の消費について、回答者の73.5%が「飲食の面では、まずヘルシーなことが絶対の条件」との見方を示していた。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年8月26日

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