フィリピン巡視船が中国海警局船に故意に衝突、中国海警局報道官が談話発表
人民網日本語版 2024年09月02日16:44
中国海警局の劉徳軍報道官は8月31日、「8月31日8時2分、中国の仙賓礁(サビナ礁)に不法に滞留しているフィリピン沿岸警備隊の船舶『9701号』が錨を上げ、仙賓礁の潟湖内で移動を続け、挑発し騒ぎを起こそうとした。中国海警局船『5205』は法規にのっとりフィリピン船に対して呼びかけ・警告、追跡・監視、管理・コントロールなどの措置を講じた。12時6分、フィリピン船は通常の権益維持・法執行活動を行っている中国船にアンプロフェッショナルかつ危険な方法で衝突し、接触を招いた。その責任は完全にフィリピン側にある。我々はフィリピン側に対して、現実を直視し、幻想を捨て去るよう再度厳正に告げる。即時の自発的撤退こそが唯一の正しい道だ。情勢判断を誤り、紛争を引き起こし、事態をエスカレートさせてはならない。さもなくば、これにより引き起こされる全ての重大な結果の責任はフィリピン側が負うことになる。中国は仙賓礁を含む南沙諸島及びその周辺海域に対して争う余地のない主権を有している。中国海警局は必要な措置を講じて、各地で騒ぎを起こす全ての権利侵害行為を断固として打ち砕き、国家の領土主権と海洋権益を断固として守っていく」とした。(編集NA)
「人民網日本語版」2024年9月2日
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