国慶節連休の海外旅行予約が大幅増 国際線の予約が倍増
国慶節(建国記念日、10月1日)連休はまだ少し先だが、複数のオンライン旅行予約プラットフォームのデータを見ると、今年の国慶節連休には海外旅行市場の予約が大幅に増加していることがわかる。
北京市朝陽区にある旅行会社のオフライン店舗では、来店して同連休中のツアーについて問い合わせる人が引きも切らないという。
ある旅行会社の望京SOHO店の高聳店長は、「海外への長距離路線と近距離路線の予約を合わせると30%を占める。五輪効果で欧州旅行の予約が全体的に増加している。トルコとエジプトも気候上の理由から国慶節の人気の旅行目的地になっている」と説明した。
国慶節の連休が近づくにつれて、国内旅行市場と海外長距離旅行市場が急成長を見せている。旅行予約プラットフォームのデータでは、9月19日現在、同連休期間中の国際線の予約件数は前年同期より倍増し、行き先は世界144ヶ国の1597都市に及んでいる。そのうち、三線都市以下の都市住民による予約件数が同2.5倍増になった。また芸術展やコンサートなど多彩な文化イベントも多くの中国人観光客を呼び込んでいる。民泊施設予約プラットフォームでは、「ぶどう園」「お城」「農場」などがあるなど、特色を備えた宿泊施設の人気が高い。
ある民泊施設予約プラットフォームの中国における業務成長責任者の賀昌華さんによると、「メーデー」(5月1日)連休に比べ、国慶節連休は海外旅行での宿泊施設検索件数が4倍近く増加した。欧州に人気の旅行先が多く、国慶節連休の目的地国の検索ランキングでイタリアが2位に踊り出た。同時に、スポーツと旅行が結びついた旅行スタイルがますます盛んになっている。パリ五輪の開催後はマラソンが世界的なブームとなっており、シドニー、メルボルン、クアラルンプールなど、国慶節前後にマラソン大会が行われる都市が検索人気ランキングに登場するようになったという。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年9月20日
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