夏休みの県域旅行が人気沸騰 ランクの高いホテルの予約が好調
人民網日本語版 2024年07月31日15:09
川省成都市大邑県(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)
中国のオンライン旅行予約プラットフォームのQunar.Comが30日に明らかにしたところによると、暑運(夏休みの帰省・旅行に伴う鉄道輸送体制)シーズンに入ってから、中国の航空券の発券数と空港から旅行に出発した旅客数が増加を続けており、7月末から8月初めにかけてピークを迎える見込みだ。今年の夏休みの観光市場では、県域旅行の成長ぶりが注目点の1つになり、高級ホテルの予約が好調だという。
今年の夏休みシーズンの旅行で、どの県が人気だろうか。Qunar.Comプラットフォームで同シーズンのホテル予約成長率ランキングベスト20を見ると、人気な県は気候の涼しい西部地域にあるところが多い。そのうち貴州省は4ヶ所。また青海、甘粛、吉林、四川、河北などの省(自治区・直轄市)の複数の県がランク入りした。
データによれば、夏休みシーズンに県域旅行に出かける旅客は一線都市と二線都市からの人が大半で、他地域からの旅客の占める割合が77%に上り、他省からの旅客の割合は55%だった。他地域からの旅客がどの県に行くか決定する時には、交通が便利かどうかが重要な要因になる。夏休みシーズンのホテル予約成長率ランキング上位20位に入った県のうち、80%は飛行機か高速鉄道で直通で行けるか、または車で2時間以内の場所にある。
またデータによれば、今年の夏休みシーズンにホテル価格が軒並み低下する中で、四線都市と五線都市の管轄エリアにある区・県のホテルの平均予約価格はほぼ横ばいとなっている。昨年の同シーズンと比較すると、こうした県の高級ホテルの予約件数は47%増加し、予約全体のうち22%の割合を占めている。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年7月31日
注目フォトニュース
関連記事
- 中国上半期の国内旅行者数が27.25億人に 総消費額2.73兆元
- 「撮影旅行」が中国でトレンドに 2023年の市場は約8400億円規模
- 韓国で中国を旅行する人が急増中 海外旅行は短距離志向
- 中国の夏の旅行ビッグデータが発表 日本・韓国・シンガポールなどが人気に
- 中国で人気高まるアラブ諸国の旅行
- 中国2024年1-3月の国内旅行者数が延べ14億1900万人に
- メーデー連休旅行市場の中心は若者 00後はどこへ行きたい?
- 中国のメーデー5連休中の海外旅行が人気に 日本や韓国が中心
- 中国の旅行市場を支えているのは「女性」 両親を連れて旅行に行く女性は男性の2倍
- ITB Berlin 2024が開幕、中国が4年ぶりに団体で出展
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn