中部の演算能力の新エンジンを構築 河南空港スマート計算センターが発足

人民網日本語版 2024年11月27日13:58

河南空港スマート計算センター発足式並びに契約調印式が25日、鄭州航空港経済総合実験エリア(鄭州航空港エリア)で行われた。これは河南省が人工知能(AI)とデジタル経済の融合発展を推進する道で重要な一歩を踏み出したことを示しており、河南省の超大規模スマート計算センターの空白を埋めた。中国新聞網が伝えた。

同センターは鄭州航空港エリアに位置し、1期は3万P(1Pは毎秒約1000兆回の浮動小数点演算能力)の演算能力を計画しており、「中部地域最大規模の演算能力センター」と呼ばれる。同センターは河南空港デジタル都市開発建設有限公司(空港デジタル都市)が主導的に建設。企業に基礎演算能力、高度演算能力、アルゴリズムトレーニングなどのサービスを提供できる。AI技術の医療、教育、科学研究、工業、農業、文化観光、都市管理、生態保護、防災・減災などの分野での幅広い応用に演算能力のサポートを提供する。

同センター第1弾となる2000Pの演算能力は今年10月に稼働開始。第2段階プロジェクトは年末に完成し、稼働開始する予定。これにより演算能力のピーク値が1万Pを実現する。25年第1四半期に1期プロジェクトがすべて完成すると、3万Pの演算能力規模に達する。

空港デジタル都市が計画する同センターは全面的に完成後、演算能力規模が10万Pを超える。将来的に鄭州航空港エリアでデータ集散先進地、大規模言語モデルプラットフォーム先進地、大規模言語モデル応用実証先進地、AI企業集結先進地を形成する。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年11月27日

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