第5回「日中未来創発フォーラム」成果発表会が日本の東京で開催
人民網日本語版 2024年11月28日11:10
第5回日中未来創発フォーラムの成果発表会が24日に日本の東京で行われた。中日両国の複数の大学の学生92人が、同フォーラムに参加した際の研究成果を紹介した。人民網が伝えた。
第5回フォーラムは「20年後の私たちへ」をテーマに、9月末から活動を開始した。両国の学生がそれぞれの研究分野に基づいて「環境」、「福祉」、「文化」、「教育」の4つのテーマに分かれ、専門的な基調講演、実地体験、グループ討論などのスタイルで、関連テーマについて2ヶ月間にわたる共同研究を行った。
成果発表会で、両国の学生は自身の研究成果を紹介し、20年後の社会の様子に思いを馳せるとともに、中日両国の各分野における協力展開の可能性について議論した。多くの学生が、「2ヶ月間一緒に過ごして、相手の国と文化に対する理解が深まった」という見方を示した。
在日本中国大使館の杜柯偉公使参事官は挨拶の中で、「今回のフォーラムが始まると、中日の青年から多くの創意に富んだ建設的な観点と提案が出された。こうした観点と提案は知識のぶつかり合いと心の交流を証明するもので、相互の理解と尊重を体現するものであり、このような理解と尊重はこれから中日友好関係が絶えず深化するための重要な土台になるだろう」と述べた。
日本財団の尾形武寿理事長は挨拶の中で、自身の過去40年間のたびたびの中国訪問の思い出を振り返り、「顔の見える交流は理解を深める上で非常に重要であり、民間の交流は相互理解と相互の信頼を促進することができるものであり、何世代にもわたって続ける必要がある」と述べた。
今回のフォーラムは笹川平和財団が主催し、中国人民大学、日本科学協会などの機関が共催し、日本の外務省と駐日本中国大使館教育処が協賛した。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年11月28日
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