中国ラオス鉄道、開通から3年で延べ4300万人を運ぶ

人民網日本語版 2024年12月05日16:16

中国国家鉄路集団有限公司によると、中国ラオス鉄道が開通して営業を開始してから3年にわたり、輸送の安全は安定した状況が続いている。2024年12月2日現在、累計旅客数は延べ4300万人を超え、貨物輸送量は4830万トンに達した。人民日報が伝えた。

同鉄道の旅客輸送量が増加を続けている。開通・運営スタート以来、同鉄道の旅客輸送量は増加を続け、全線での一ヶ月の輸送量は開通当初の延べ60万人が現在の延べ160万人に増加した。中国国内区間の一日の運行本数の平均は8本から最大86本に増え、旅客輸送量は累計延べ3560万人に達した。ラオス区間の一日の運行本数の平均は4本から16本に増え、旅客輸送量は累計延べ740万人を超えた。貨物輸送では、国境を越えた貨物列車の一日の運行本数が開通当初の2本から現在は18本に増え、牽引トン数は2000トンから2500トンに増え、国境を越えた貨物輸送量は累計1060万トンに達した。「中国ラオス鉄道+中欧班列(国際定期貨物列車)」など国際輸送の新しいモデルを積極的に探求している。ラオスやタイなどの国から欧州への鉄道直接輸送の所要時間が15日間に短縮され、輸送される商品の種類は3000種類以上に増えた。雲南省昆明からラオスを経てタイに至る貨物輸送コストが30-50%低下し、ラオス国内の輸送コストも20-40%低下した。

同鉄道の波及効果が著しく高まっている。中国ラオス鉄道は人、物流、資本、情報フローの流動を加速させ、沿線の資源開発を促進し、ビエンチャン・サイセター総合開発区には9ヶ国・地域の企業154社が進出し、年間生産高は20億ドル(1ドルは約150.2円)を超えた。ボーテン・デーン・ンガーム特定経済区にはビジネス貿易物流や文化観光などの企業891社が進出し、累計投資額は10億4000万ドルに達した。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年12月5日

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