【新職業】スキーヤーの安全を守るスキー場のパトロール隊員

人民網日本語版 2024年12月10日16:06
【新職業】スキーヤーの安全を守るスキー場のパトロール隊員
吉克普林国際スキーリゾートのゲレンデに立つパトロール隊員の満徳力さん(12月3日撮影・胡虎虎)。

中国の人的資源・社会保障部(省)が今年発表した「新職業」には、スキー場のパトロール隊員が含まれていた。新華社が報じた。

満徳力さん(26)は、新疆維吾爾(ウイグル)自治区阿勒泰(アルタイ)地区にある禾木吉克普林国際スキーリゾートのパトロール隊員。このアジアでも指折りの規模を誇るスキー場で、満さんと他の隊員たちは毎日エリアごとにスキーヤーや施設のパトロールをしている。そして、事故・事件発生時にはただちに救助に向かい、スキーヤーたちの安全を確保している。

元々運動が大好きだったという満徳力さんは大学を卒業した昨年、友達の紹介で、同スキーリゾートのパトロール隊員となった。禾木出身の満徳力さんは、スキー場の地形や山の状況を熟知しており、現地の厳しい自然環境にも慣れている。そして、パトロール隊員になってから、中国人や外国人の専門家から、スキーのスキルや応急処置の知識、なだれのリスク管理を含む専門的な訓練を受け、パトロール業務をこなすための基礎を確実に身につけていったという。

名前に「一筋の光は日光のように暖かい」という意味が込められた満徳力さんは、同僚と共に一生懸命働き、各地からやって来るスキーヤーから高く評価されている。スキーヤーたちが、うれしそうにやって来て、安心してスキーを存分に楽しみ、無事帰途に就いてもらうというのが満さんと同僚たちの一番の願いだ。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年12月10日

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