氷点下30度の極寒でも凍結しない川に咲く「氷の花」　内蒙古自治区

「中国の冷極」と呼ばれる内蒙古（内モンゴル）自治区根河市は12月になると気温が氷点下30度まで下がる。しかし、極寒になっても凍結せずに、水が流れ続ける「不凍河」と呼ばれる川の区間があり、そこでは水面上に白いハスの花ような「氷の花」がたくさん咲き、生気あふれる景色が広がっている。中央テレビニュースが報じた。

キラキラ光る「氷の花」とは、氷晶のことで、大気中の水蒸気が昇華して、花の模様のような氷の結晶ができる。水蒸気が、滑らかな表面で氷の結晶になると、無数の小さな花が咲いているように見えるため、「氷の花」と呼ばれている。（編集KN）

「人民網日本語版」2024年12月12日