外交部「中国は『友好的で、団結し、成果に富むSCOサミット』主催に尽力」

外交部（外務省）の毛寧報道官は12日の定例記者会見で、上海協力機構（SCO）輪番議長国としての中国の取り組みに関する質問に対し、「中国はSCO輪番議長国として、政治、安全保障、経済、人的・文化的分野などで100余りの会議や行事を主催し、友好的で、団結し、成果に富むSCOサミットを主催し、各国のコンセンサスを形成し、発展の青写真を描くべく尽力する」と表明。

「SCOは創設以来、相互信頼、相互利益、平等、協議、多様な文明の尊重、共同発展の追求という『上海精神』に常に従ってきた。今や、世界で最も広い面積をカバーし、最も多くの人口を擁する地域国際組織となっており、新型の国際関係の構築における模範となった」と述べた。

また「中国はSCOの創設メンバー国であり、常にSCOを外交の優先的方向性としている。中国はSCO諸国と共に、『SCO持続可能な発展年』のテーマを中心に据え、『上海精神の発揚：行動するSCO』というスローガンを実践し、SCOをさらに団結し、さらに協力を重んじ、さらに活力に富み、さらに活躍する質の高い発展の新たな段階へと押し上げ、グローバル・ガバナンスにSCOとしてプランを示し、人類運命共同体の構築促進にSCOとして貢献することを望んでいる」と述べた。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年12月13日