習近平国家主席が「上海協力機構プラス」アスタナサミットで重要演説

習近平国家主席は4日、アスタナで「上海協力機構プラス」アスタナサミットに出席し、「さらに素晴らしい上海協力機構のふるさとを手を携えて築く」と題する重要演説を行った。新華社が伝えた。

習主席は「現在、世界、時代、歴史は未曾有の形で変化が進行している。我々は運命共同体意識を強固に確立し、『上海精神』を常に堅持し、自国の国情に合い、この地域の現実に即した発展の道を固く揺るぎなく歩み、さらに素晴らしい上海協力機構（SCO）のふるさとを共同で築き、各国民が安全に暮らし、楽しく働き、幸せであるようにする必要がある」と指摘し、（1）団結し信頼し合う共通のふるさとを築く（2）平和で安全な共通のふるさとを築く（3）繁栄し発展する共通のふるさとを築く（4）善隣友好の共通のふるさとを築く（5）公平と正義の共通のふるさとを築くことを提言した。

習主席は「団結と協力はSCOのこれまでの成功経験であり、新たな道のりにおいて情勢の変化に対処し、新たな局面を切り開くための必然的な選択でもある。アスタナサミット後、中国は輪番議長国を引き継ぐ。中国はSCOのパートナーと団結・協力し、『上海精神』に賛同するさらに多くの国々や国際機関と手を携えて共に歩み、人類運命共同体の展望をより明るく、期待できるものにしていきたい」と強調した。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年7月5日