中国の風力・太陽光発電利用率、95%以上を維持

人民網日本語版 2024年12月16日16:03

国家エネルギー局が15日に発表したデータによると、2024年末現在の中国の風力発電設備容量は約5億1000万キロワット(kW)、太陽光発電設備容量は約8億4000万kWで、利用率は95%以上を維持している。新華社が伝えた。

中国では新エネルギーが急速に発展し、年平均で2桁の成長率を維持している。13年以来、風力発電設備容量は6倍増で、年平均成長率は約20%。太陽光発電設備容量は180倍以上増で、年平均成長率は約60%。年間新規設備容量の世界に占める割合はいずれも40%以上で、世界のグリーン開発に原動力を提供し続けている。

近年にわたり、設備容量が持続的に拡大すると同時に、中国の新エネルギーは、消費に占める割合が高いという良好な傾向を維持している。風力発電と太陽光発電の利用率は平均95%以上を維持し、世界トップレベルとなっている。発電量が持続的に増加し、全体に占める割合が着実に向上している。

23年の中国全土の風力発電平均利用率は97.3%、太陽光は98%で、風力と太陽光の発電量は1兆4300億kWhで、23年の中国の都市部・農村部住民の電力消費量(1兆3500億kWh)を超え、社会全体の電力消費量の約15.8%を占め、世界平均レベルを上回った。

今年1−7月の中国全土の風力発電の平均利用率は96.3%で、太陽光発電の平均利用率は97.1%。風力と太陽光の発電量は1兆549億kWhに達し、発電量全体の約30%を占め、同期の第三次産業電力消費量(1兆396億kWh)と都市部・農村部住民の電力消費量(8482億kWh)を上回り、エネルギーの「グリーン含有量」が大幅に向上した。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年12月16日

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