中央企業が1-11月、戦略的新興産業に2兆元を投資

人民網日本語版 2024年12月25日14:44

2024年には中央企業が戦略的新興産業と従来型産業という「両端の取り組み」に引き続き力を入れ、産業発展の新たな方向性を模索し、質の向上に努め、新型工業化を着実に推進していることが、国務院国有資産監督管理委員会が23-24日に開催した中央企業(中央政府直属の国有企業)責任者会議で明らかになった。

一方で、中央企業の新興産業の事業展開ペースが加速した。データを見ると、1-11月に中央企業が行った戦略的新興産業への投資は前年同期比18.7%増の2兆元(1元は約21.6円)に達し、投資全体に占める割合が初めて40%を突破した。

他方で、中央企業の従来型産業のトランスフォーメーションが新たな活力を得ている。24年に中央企業は大規模な設備更新を踏み込んで実施し、デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させた。今年第1-3四半期(1-9月)には中央企業の生産高1万元あたりのエネルギー消費量は前年比2.7%、二酸化炭素(CO2)排出量は同3.9%とそれぞれ低下した。

(編集KS)

「人民網日本語版」2024年12月25日

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